季節は移れど

これからどう自然と対峙していけばいいのか
答えが見つからない


悲しみと恐怖と憤りと
脱力感でいっぱい
人間は自然の一部に過ぎない
知識としては分かっていても今は受け入れられない


そんな思いの中、スコップを持って気仙沼へ行ってきた


瓦礫と化した街中の帰り道、正面に沈む太陽が見えた
点々とそこかしこに引かない水溜りに反射する夕日
不覚にも美しいと思った


悲しみっていつか消えてしまうものなのかな
夜空の向こうには明日がもう待っている・・・