写旅ログ #19 只見で日なが沢歩き 6/11 12

延々と2kmも続く浅い沢を従えた恵みの森へ行ってきた

6/11土曜日は時折大粒の雨が降るが一日明るい曇り空だった
大概の沢は淵があって岸を迂回する事が多いがこの恵みの森の大滝沢は迂回は2箇所くらいでほぼ全行程 沢を遡行できる。装備も普通の長靴で大丈夫
沢を歩くとカジカの生コーラスも聞こえ とても気持ちがいい

ブナの林も見事だが藪が深く近くでの撮影ができない。なので写真では大滝沢がメインでブナは添景となってしまった。
沢での撮影はなるべく臨場感を出すために苦労するが ここは沢の上に三脚を立てるのでその点苦労はない
途中で、地元のガイドさんにお会いした。朝は川霧が発生しとても幻想的になるとのこと
明日もここに来ようと決めた



前回の関田峠同様 時が経つのを感じず、朝9時前に入って終点まで到達できず17時に引き返してきた
夜は月明かりがとても綺麗だったが沢に入っても撮るものが見つからないので撮影には出かけず、月明かりの下 車でシュラフに包まった
6/12日曜日の早朝、まだ寝ている意識の中にきれいな音色が現れ次第に意識がはっきりしアカショウビンの鳴き声だと気が付いて目が覚めた。
4:30からいそいそと沢に入ったが残念ながら朝霧ば出てくれなかった。
前日に捉まった場所はスキップし行けなかった場所に進んだ。進むにつれ沢は狭くなりコースの終点には中滝という小さな滝があり、滝を見下ろすように見事な枝を持った大木のブナが待っていてくれた



日曜日は気温が高く今年初の蝉の声も聞き 初夏を感じる写旅であった
沢はどこでもそうだが暑い盛りは涼を求め沢山の蛇が集まるので気をつけよう