写旅ログ　#30 また北八　初冬の北横岳　12/30,31

1/6に棚本夫婦と千畳敷に行くことが決まっていたので昨年と同じ車中泊鷲ヶ峰にしようと思っていたが雪不足と家内から資金提供を頂き、2回連続で北横岳に行ってきた
天候的には冬型が崩れ日本海に発生した低気圧が東進し寒冷前線が金曜の晩に巻いていった後なので強力な冬型に戻る間が1日持ってくれるかなーと期待した
月齢は上弦の2日前、月入りは22:30

12/30朝出発前のピラタス駐車場から見た北横岳!

朝起きた時は厚い雲がかかっていて前線の影響を受けていたが朝日を受け雲の下が赤く焼けていてほんの20-30分で雲が切れだし、ドピーカンとなった

雪の状態は前回と差程感じない。アイゼン無しでOK。途中島立さん3世代の荷揚げにお会いした。
前回の反省を生かして天気のいい内に撮影しながら行く。

三ツ岳との分岐でロケハンを兼ね三ツ岳の岩伝いの道に残った古い足跡を辿って行ってみた。
途中、岩とシャクナゲの上に積もった雪が分からず踏み抜き何度も転んだ。お陰でストックの傘をシャクナゲに食われてしまった
30-40分歩いて何度か岩山を抜け三ツ岳と思われる鎖場に着いた。この先にあの尖峰の撮影ポイントがあるのだろうか? 島立さんの写真にその尖峰を絡めた星景があるが、この鎖場を夜間に往復するのだろうか?
ロケハンで気合不十分のため鎖場から折り返した。山小屋に着いて尋ねるとやはりその先だった　萎えるなぁ　1つ撮影ポイントが消えかかる
前線通過後の賜物と思われるダイアモンドダストがいっぱい

山小屋で昼食を摂ってから、山小屋上のポイントを確認した後北横岳南峰へ。
山頂直下にポイントを見つけた。いい感じ。
程よい雲もなく山頂での夕景撮影をやめて数メートル下って雪面の光の玉を撮っていてふと後ろを向くと何やら雲に映る虹色…　夕日のブロッケンだった
思わず手を振ってみた

夕食後、西に沈む月明かりの撮影。場所は小屋から5分のポイント。収穫はまあまあかな