消えた晩秋と新たな相棒

前回の写旅の後、鼻の内視鏡手術、会社でシステムトラブルと続き、1ヶ月半 大事な季節の変わり目を撮りに行けなかった。

ここ3年毎年 冬〜春まで鼻づまりが酷く今年は夏を過ぎても鼻づまりが続いた。
寒風アレルギーと思っていたがどうもおかしいので医者に行くと鼻タケが一杯出来ていて取るしかないと言われていた。ついでに鼻の骨が曲がってるからそれも直しなーと。

今までの膝の手術は順天堂で、今回は東京歯科大付属でお願いした
病院が変わると手術の手順ががらっと変わるのでびっくりした。
順天のときは病室のベッドで飲み薬で寝てしまって、その後また病室のベッドで起こされ色んな管が付いてて手術は終わったんだ・・・となる。
歯科大の場合は、自分で手術室まで歩いて行って手術服を着て自分で手術台に乗るんだ、
T字帯を気にしながら。かなーり緊張する。麻酔薬を手首から点滴に混ぜて入れる。手首から冷たい刺激が上がってきて記憶が無くなる。
入院は11日間。クック隊長も同じ病魔を経験しているが10年近く前だったので手術方法は全く違って顔の皮をめくるなんとも恐ろしい方法だったと言う。それに比べると私はなんとも楽チンだ。でも術後の鼻は腫れてトナカイの様だし、手術後に鼻から大量の綿を抜くのと毎朝鼻の掃除は痛くて痛くて涙腺を直撃した。
そんな痛さもあったが手術のお陰で、鼻ん中にでっかい空洞ができて削った鼻骨でストレート管になったため、鼻呼吸がすんげぇ!! なんでも吸い込めそうだ。逆に怖いくらい。綿を抜いた時、鼻で呼吸をするとピーっと音がでてたくらい(今はもう鳴らない・・・ちっとザンネン)
手術して5日後、鼻の痛み点滴が取れればもう天下だ。

かなり痛々しい^^
定期的に食事が運ばれ、検温で看護婦さんとだべって日長心配事もなくのほほーんと過ごす。社会復帰できるかなんて後で考えればいいって感じ。
暇すぎて一句 雨上がり 窓越しに見る 写旅夢

楽しい入院生活が終わって仕事復帰すると基幹システムのハードディスククラッシュと言う悪夢が待っていた。
システムトラブルは平日に回復させたが休みを拘束させられた。

予定外の時間が出来たので、予てから実行しようと思っていた70-300G→VR70-300に買い替えに中野ペコちゃんへ行った。買い替えの差額は諭吉2枚程度なので何とかお小遣いで凌いだ。が、来たついでと14-24 2.8ナノクリを見せてもらったが最後、レンズ沼に嵌ってしまった
クック隊長から古い単焦点より今時のズームの方が隅々のフォーカスがいいと言われて気になってたのも事実
しかしpentaxからのシステム変更の予算制約とは言え 今まで 20mm 24mm 50mm 85mm 70-300 で良く撮ってよね
てことで、超広角ズームにするか実用域ズームで行くか一晩考え即行動! かーちゃんには事後報告^^
超広角ズーム(14-24)はデフォルトレンズにはでか過ぎるのとプロテクターが付かないので、24-70mm F2.8 ナ・ノ・ク・リに決定!!! あー遂にナノクリユーザーだ

レンズ構成は 24-70をデフォルトレンズ、望遠系に70-300VR。
所有の24mm 50mm 85mmは下取りに出した。
24-70mmのMTF曲線の実力を早く試したいぞ。
20mmはコマ収差が酷いがそのまま星撮りに残そうと思ってたが、精算中に見てたショーウインドのタムロン17-35mmの価格を見て衝動交換してしまった。
結局2日間でレンズ総入れ替えとなった。
短焦点のいいところは無限大に合わせ易いところ、ただ古いレンズなのでやはり周辺域のフォーカス、星撮りでのコマ収差はもう限界だ。その点今時のズームはコントラストが素晴らしい(はず)。ただ星撮りでの無限大の合わせには気を使いそう