写旅ログ #47 30年振りの黒ユリ^^ 12/15 16

新月+2
二子玉低気圧が来てたけど猪熊さん予報を信じて北八つ南端の黒ユリヒュッテをベースに天狗界隈を散策して星景を狙ってみました。

中央道はコワイので関越長野道で佐久から大門街道越え。途中白樺湖車中泊
トイレがどこにあるか分からなくて。土曜の朝、小雪混じりのどんより と曇り。一応予定通り。
衛星写真だと温暖前線がくっきり。少し閉塞気味。日本海にある低気圧の中心が不気味寒冷前線も台湾付近までくっきりと映ってて、その上部に大量の高積雲が気になります。
食事を済ませ、久しぶりの凍結道路を経て唐沢鉱泉近くの無料駐車場に車をデポ。
駐車場脇の簡易トイレは自由に使えました。
唐沢鉱泉から黒ユリまで標準で2H。4km弱で高低差600m 8時位に出発し、1回小休止で10時過ぎくらいに着。多分。




シラビソ林の中のしっかりとした登山道が続き、急登はなく地形的には楽な方でした。が、雪質は湿気たっぷり。なのでツボ足にはならないし隠しモナカもないのでその点は楽でしたがビブラムに引っ付く雪のため歩きづらい。ハナク○が詰まってる感じ ピッケルで靴の横から叩いて落としたい気分。ルートも足跡がしっかり付いてて迷う心配なしでした。
ヒュッテの幕場にテント4-5個。雪の中ご苦労様です。

おー黒ユリヒュッテよ 30年振りだ〜 ・・・だったはずだが、細かい記憶は曖昧で 初めて来たように新鮮でした。おまけにすごい人の数。若い男女のグループばかり・・・
確か以前はとっても素朴で登山客も少なかった。板の間でゾウ足必須、せんべい布団も凍ってた。ビショップ英郎さんの絵が大きく飾ってあった。何回目かに本人にもお会いしたが・・・
黒ユリヒュッテのスタッフも世代交代してて若い人ばかりだった。
ヒュッテ内は薪ストーブで暖かい。象足は不要でした。docomoのアンテナも設置されててスマホのブラウザも軽快に動きます。
一息ついてからexpedのサブザックに必要なものを入れ、偵察に出発。視界不良。中山峠から天狗に向かうが、西からのヌーの大移動のような強烈な地吹雪に遭ってくじけて退散。
寒冷前線通過中。
夜半から天気が回復されるはず(信じてますよー)。ただ9時の高層天気図には突然小さな気圧の谷が出来てて日本海を接近中・・・ 厳しいかも
で、結局0時から3時過ぎまでちょこちょこ起きて入り口の外に出てもガス祭り
オリオンも帰る頃漸く星が出始めましたが撮影なし。折角ソフトンAを入手したのに出番なし。はー
取りあえず朝、食事をしてから天狗まで夜中登れるか偵察のため、行ってみました。
久しぶりの岩と氷の急登を伴った登山で八方尾根とは大分違います。
天気が回復したわりには風は依然と強くD800を出す気になれず、スマホで撮ったのですが、スマホすら風で持って行かれそう。こりゃコンデジ調達か
稜線の途中で奥秩父の山並みに太陽が顔を出します。金峰のオベリスクが素敵ですねぇ
全て久しぶりの光景。


東天狗ピークからは南八つが一望、懐かしいです。以前は夜行で来てこの先横岳まで1日で行っちゃったんだぁ 若い頃は元気だったねぇ
帰りは急登を下ります。かなりの高度感で緊張しました^^。
うーん久しぶりのアルパイン気分でした。千畳敷八丁坂も高度感ありますが天狗の方が岩ゴロゴロなのでアイゼンの歯に気を遣うので結構疲れました。
10時過ぎにヒュッテに帰りパッキングして下山。シラビソ林の下山道は凍ってて膝も痛いのでアイゼンを付けて下りました。若い頃はこの位ではアイゼン付けずに駆け下りれたのにねぇ

さて、再度星景を狙いに来るか・・ 来られるか・・・

でも 2月くらいにまた行きたいなぁ